シジミのパワーはすばらしい

新石器時代の竪穴式住居の付近には貝塚が多く発見されて、現存する貝の貝殻がほとんど出土しているのです。貝はもっとも古い時代から食べつづけられてきた食料だといえます。
戦前までは、健康のために、週に何度と決めてシジミのみそ汁を飲む人も多く、安価で親しみのある栄養食品だったのです。
昔からシジミは黄疸の薬とされていて、現代栄養学からいっても、すばらしい強肝食なのです。今でもシジミのみそ汁は、肝臓障害のときの欠かせない療養食とされているのです。
シジミのタンパク質は、量は少ないのですが、鶏卵に良く似ていて良質で、とくにメチオニンを多く含んでいます。メチオニンは、肝臓障害には特効があるので有名なのです。
また、シジミの中のベタインという成分は肝臓に脂肪がたまるのを防いでくれますし、タウリンという成分は、胆汁酸と結合して解毒作用を高めてくれます。
シジミのみそ汁が二日酔いによいとか、たばこの毒を消してくれるとかいわれるのも、こうした肝臓の働きを良くして、解毒作用を高めるシジミの働きを指すというわけです。
ことにみそのアミノ酸といっしょになると、相乗効果が高まって、理想的な強肝食となるのです。
またシジミに含まれる鉄分は、ホウレンソウの4倍もあるのです。また、赤いビタミンといわれ、悪性の貧血に特効のあるビタミンB12も、動物の肝臓と同じくらいに含んでいます。微量でもすぐれた造血作用のあるコバルトも含まれているのです。

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