創意工夫

姫路城の改修工事が終わったようで、
『白鷺城』と称されるほどの白亜の城郭が姿を見せました。
そちらの地方では、お城祭りが実施されたそうです。
また見慣れていない姿をしていますので、
お城が積み重ねた歴史を醸し出している独特の雰囲気としての、
重厚感があまり感じられないのは気のせいなのでしょう。
ですが、これが白鷺城の本来の姿というのですから、
素晴らしい芸術作品を鑑賞できる喜びを噛み締めようと思います。

そんな改修前の姫路城を思い出してください。
万が一崩れないように、お城の周りを囲って作業を行っていました。
囲っていた幕に、改修前の姫路城の絵が描かれており、
その姿を忍ばせてくれるという面白い一工夫が盛り込まれていました。
今、私の家から歩いて15分程度の所にある国宝も、
現在、素屋根工事を行っており、完成は2018年だそうです。
そう、そのお寺は『薬師寺』(東塔)です。
現在の光景は、修復工事を行っていた姫路城と同様に、
大きな囲いで囲われているのですが、
その外観は何もなく、とても殺風景な囲いとなっています。
これも、姫路城と同じように修復以前の写真を囲いの外側に張り付けて、
「こんな感じの様相なんですよ」と、おいでになる観光客の方々に
アピールする努力ぐらいはしてもいいんじゃないのかなぁと思うわけです。
国宝があるという事実に胡坐をかくのではなく、
その恵まれた環境を最大限に生かす創意工夫も必要なんじゃないのかなぁと思うわけです。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ